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FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会:日本0-1コスタリカ

【W杯】権田修一「あのワンチャンス。枠内シュートはあの1本だけ」必死のセーブも痛恨の失点

[2022年11月27日23時9分]

 

日本対コスタリカ 後半、ケイシェル・フジェルに先制のゴールを許すGK権田修一ら日本の選手たち(撮影・江口和貴)
日本対コスタリカ 後半、ケイシェル・フジェルに先制のゴールを許すGK権田修一ら日本の選手たち(撮影・江口和貴)

 

日本対コスタリカ 後半、コスタリカのケイシェル・フジェルに先制のゴールを許すGK権田ら日本の選手たち(撮影・江口和貴)

 

日本対コスタリカ コスタリカに敗れ肩を落とすGK権田(撮影・横山健太)
日本対コスタリカ コスタリカに敗れ肩を落とすGK権田(撮影・横山健太)

 

【イラスト】後半36分・日本の失点シーン
【イラスト】後半36分・日本の失点シーン

 

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会:日本0-1コスタリカ>◇1次リーグE組◇27日◇アルラヤン・アハマド・ビン・アリ競技場

初戦ドイツ戦の活躍で、一部から「防衛大臣」と呼ばれていたGK権田修一(33=清水エスパルス)が、痛恨の失点を喫した。DF吉田のクリアが小さくなり、ルーズボールとなったところを突かれた。フリーで打たれたシュートだけに、必死にセーブを試みたが防ぐことはできなかった。

試合後の一問一答は以下の通り。

-敗戦という結果を受けて

「いろんな結果が想定される中で、1番、望んでいない結果というか、1番、良くない結果なのは間違いないかなと思います」

-前半から後方から見ていて、チームはどう映ったか

「相手が割り切ってというか、3バック、5バックでやってくる中で、そう簡単には崩せないかなというのは、後ろから見ていても思いました。その中で、後ろの仕事は、まずはゼロで終えること。あのワンチャンス。枠内シュートはあの1本だけなので、そのワンチャンスをしっかり防ぐ準備もしていました。ただそれを、僕も含めて、守れなかったところが…」

-失点シーンを振り返って

「結局、失点しているので…。どこから振り返ればいいですか? 判断? 誰の? まあ、結局、最後、枠に来たところを止めるのが僕の仕事なので。そこの部分で、あれだけ逆に緩いシュートだったので、少しタイミングが合わなかったところで、伸びきってしまって、力が伝わらなかったところが全てかなと思います」

-タイミングが合わず、難しかったか

「今、言った通りです」

-試合後のチームの話し合いは

「みんな悔しそうですし、ただ、それは当然なので」

-切り替える

「全てが終わったわけではないので。逆に試合が終わって、すぐに『切り替え、切り替え』となっている方が不自然で。1つの試合に対して、悔しさがあるのは当然で。そこは前回のドイツ戦の後も、それでオールOKではなくて、しっかりと反省もしたし。1勝1敗で3戦目を迎える状況になりましたけど、しっかり僕らが次の試合で、勝ち点3を取ること以外にないので、準備したいです」

-失点前は、チームとして1点ほしかったのか、このまま0-0の同点でもいい考えだったのか

「展開的には前のめりで、ボールを握っている時間が長かったので、あれで0-0で、という雰囲気ではなかったのは、皆さんが見ていても感じたと思いますし。勝ち点3を取るために、当然、攻めていましたし」

「ただ、ずっとアジア予選の時からそうですけど、マイボールで持っていて、攻める時間がアジア予選は長いじゃないですか。その中で、後ろは、マイボールで攻めているから、カウンターでやられてしょうがない、じゃなくて、ボールを持って攻めている時も、しっかりリスク管理するというところ。そこのところは、今日に関しても、相手が入れたようなカウンターは、しっかりとつぶせていたと思うし。ただ1個1個、球際だったりとか、そういうところで、流れてしまったところで、僕たちの前に球がこぼれるよりも、相手にこぼれるというのが少し多かったかなと思います。コスタリカは、そういうところをストロング(ポイント)でやっているチームなので、そういうところが、もう少しだったのかなと思います」

「ただ、次のスペインは、そこがストロングなチームではなくて、どちらかといえば、しっかりとポジションを取りながら(というチーム)。また違った準備が必要。でもサッカーのベースの部分は、そういった、ボール際で負けないとかなので、そこはもう一度、みんなで確認していきたいです」

 

【W杯】権田修一「あのワンチャンス。枠内シュートはあの1本だけ」必死のセーブも痛恨の失点 - カタール2022 : 日刊スポーツ

 

 

【W杯】コスタリカ戦の日本16人を低評価 権田、吉田に0点 スペイン紙マルカ

[2022年11月28日11時44分]

 

27日のワールドカップ(W杯)1次リーグ第2戦でコスタリカに0-1で敗れた日本代表の選手たちについて、スペイン紙マルカの評価は全体的に低かった。

日本は来月1日(日本時間2日午前4時)、スペインと1次リーグ突破をかけて最終第3戦で対戦する。その対戦国の大手スポーツ紙マルカは、その前に行われたコスタリカ戦に出場した日本代表の16人を以下のように採点した。

▼1点(最高3点)

山根、板倉、長友、遠藤、守田、堂安、鎌田、相馬、上田、三笘、伊藤、浅野、伊東の13選手

▼0点

権田、吉田

▼評価なし(時間が短いため)

南野

※森保監督は1点

また、同紙はこの試合について、「ドイツに勝利して世界中を驚かせ、勢いに乗っていた日本をコスタリカが屈服させた」と記し、「日本はプレスをかけたが、フィニッシュワークの精度を欠いた」と決定力不足を指摘した。

失点の原因については「吉田のクリアミスが発端となり、ペナルティーエリア手前にいたフジェルにボールが渡った」とその理由を説明。これにより決勝点が奪われたと分析した。

高橋智行通信員)

 

【W杯】コスタリカ戦の日本16人を低評価 権田、吉田に0点 スペイン紙マルカ - カタール2022 : 日刊スポーツ

 

 

【W杯】一瞬のズレ惨事に…吉田麻也「つなげられると思った」小さなクリア奪われ失点許す

[2022年11月27日21時56分]

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会:日本0-1コスタリカ>◇1次リーグE組◇27日◇アルラヤン・アハマド・ビン・アリ競技場

 一瞬のズレが、惨事につながった。後半36分、DF吉田麻也主将(34=シャルケ)のクリアが小さくて精度を欠いた。ギリギリでMF守田英正に届いたボールを相手に奪われ、ワンチャンスをものにされた。防戦一方の相手に対し、攻撃に転じたタイミングで焦りが生じた。守備陣に負傷者が出た影響などでベストメンバーが組めず、相手を0点で抑えることができず、悔やみきれない負けを喫した。

    ◇    ◇    ◇

 その一瞬しか危機はなかった。しかしそこで失点してしまった。吉田のクリアが小さく、微妙にずれた。守田が倒れながらクリアしようとしたが、相手に奪われた。ボールがつながれ、フリーでシュートを打たれた。ゆっくりとゴールへ向かうボール。イレブンは目でボールを追い、ネットが揺れるのを確認すると、落胆の表情。交代のためライン際に立っていた南野は怒りの声を上げた。

 吉田は「我慢されている中で、まさにドイツ戦で自分たちでやっていた守備を、ブロックをしていた。プレスは中途半端で徐々に良くないところが出た」。前半45分間は守り重視の探り合い。日本は後半から攻撃に転じたが、相手はDF5人、MF4人の2列のブロックのまま。それに跳ね返される展開で、徐々に焦り出した。

 一気に勝負をかけたいところ。吉田中心のDF陣は、たまに攻めてくる相手ボールに対して、大きなクリアではなく、小さく味方につないで攻撃機会を増やそうとした。吉田は「(失点場面では)守田につなごうとした。つなげられると思った」。しかしそれが裏目に出た。高い位置でボールを拾われた。そのわずか1度のズレが命取りになってしまった。

 初戦のドイツ戦に勝った代償は大きかった。レギュラーDF冨安と酒井を負傷で欠くことになった。それでも吉田中心に2ボランチとも連動し、スムーズに試合を運んだ。前半4バックでスタートし、途中から3バックへ。システムの変化にも動じることはなかった。しかし、あの一瞬だけが悔やまれる。

 「スペインには勝つしかないので、リカバリーといい準備をしてすべてをささげないといけない。スペインに向けてやっていくのみ。勝ち点3を取りにいく」と吉田。中3日の試合が続くが、疲労なんて言ってられない。W杯3大会連続出場の主将が、今度こそDFラインをまとめ、無失点でチームを決勝トーナメント、さらにその先へ導く。

【盧載鎭】

【W杯】一瞬のズレ惨事に…吉田麻也「つなげられると思った」小さなクリア奪われ失点許す - カタール2022 : 日刊スポーツ

 

 

【W杯】日本大誤算、ドイツ戦金星かき消す痛恨黒星 吉田麻也「これがサッカーの難しさ」

[2022年11月28日4時45分]

 

日本対コスタリカ 後半、フジェル(中央右)のシュートに反応するもゴールを決められたGK権田(撮影・江口和貴)
日本対コスタリカ 後半、フジェル(中央右)のシュートに反応するもゴールを決められたGK権田(撮影・江口和貴

 

 

試合終了のホイッスルを聞き、厳しい表情の吉田(右から2人目)ら(撮影・江口和貴)
試合終了のホイッスルを聞き、厳しい表情の吉田(右から2人目)ら(撮影・江口和貴)

 

コスタリカに敗れ、厳しい表情の左から伊東、三笘、鎌田(撮影・江口和貴)
コスタリカに敗れ、厳しい表情の左から伊東、三笘、鎌田(撮影・江口和貴)

FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会:日本0-1コスタリカ>◇1次リーグE組◇27日◇アルラヤン・アハマド・ビン・アリ競技場

痛恨、大誤算…。日本(FIFAランキング24位)が、1次リーグE組第2戦でコスタリカ(同31位)に0-1で敗れた。

 後半36分にDF吉田麻也主将の自陣でのクリアミスから失点を許した。奇跡的な逆転勝利を挙げたドイツ戦からスタメン5人を入れ替えたが、攻撃陣は不発。7大会連続7度目のW杯で、初の2連勝発進とはならなかった。勝ち点は3のまま。決勝トーナメント進出は、12月1日午後10時(日本時間2日午前4時)からのスペインとの最終戦の結果次第となった。

   ◇   ◇   ◇

 ドイツ戦で、同点弾を放った堂安は後半22分でベンチへ退いた。同試合で勝ち越し弾の浅野は、後半からの出場。何度も中央突破を仕かけたが、簡単にブロックされた。「最後のところ、決めきるところというのは、チームとして今日は課題として出たかなと思います」と厳しい表情だった。後半18分には、ペナルティーエリア手前でFKを獲得したが、相馬が狙った直接FKは枠を大きく外れた。

 背番号9の登場にスタジアムが沸いたが、その声援は続かなかった。後半途中から出場の三笘は同43分に、左サイドをぶち抜き、マイナスのクロスを供給。絶好のチャンスとなったが、鎌田のシュートは相手に阻まれ、南野が詰めようとしたが、名手ナバスの手に収められた。鎌田は「僕個人もそうだし、チームとしてもすごいイージーなミスが多かった」と停滞した原因を口にした。三笘は「シンプルに気持ちのところで上回れなかった」と敗戦を受け止めた。

 奇跡とも呼べるドイツ相手の逆転勝利の勢いは、いずこへ。最終ラインに5枚を並べる鉄壁のコスタリカを前に、攻撃陣が不発に終わった。前半は4-2-3-1で入り、待ち構える相手のブロックの思うつぼだった。前半途中に3バックにシステム変更。初戦と同じような戦い方も、最後までネットを揺らすことはかなわなかった。スタメンを5枚入れ替えての一戦。森保監督は「ターンオーバーに関しては、後悔していない。プロセスに関しては、試合に向けて、準備したことは間違いではなかったと思っている」とうなずいた。

 4年前、森保ジャパンの初陣の相手もコスタリカだった。大阪・吹田で3-0で快勝した姿は、カタールになかった。失点のきっかけとなった吉田は「これがサッカーの難しさ。分かってはいたけど、一番起きてはいけないことが起きた」と天を仰いだ。森保監督は「日本とドイツ、日本、コスタリカの力関係で考えた時に、全て相手を上回って、圧倒できるかと言えば、そうではない」。どこか、歯切れが悪かった。運命はスペインとの最終戦に委ねられることになった。悲願のベスト8以上を達成するなら、ここで足踏みしていられない。【栗田尚樹】

【W杯】日本大誤算、ドイツ戦金星かき消す痛恨黒星 吉田麻也「これがサッカーの難しさ」 - カタール2022 : 日刊スポーツ

 

 

【W杯】本田圭佑、消極的プレー伊藤洋輝への誹謗中傷に警鐘「監督が指示してない可能性もある」

[2022年11月28日16時15分]

 

 日本-コスタリカ戦を配信中継した「ABEMA」で現地解説を務めた元日本代表MFの本田圭佑(36)が28日、日本の敗戦で選手への誹謗(ひぼう)中傷が相次いでいることを受け、警鐘を鳴らした。

 この日、自身のツイッターを更新。「感情論になるな。思考を止めるな」と、冷静になることを呼びかけた。さらに続けて「伊藤洋輝さんに関して」と書き出し、「安易な批判はやめるべき。監督が指示してない可能性もある。選手ってのはコーチング1つで一流にも二流にもなりえる」と持論を展開した。

 コスタリカ戦で、DF伊藤洋輝(23=シュツットガルト)は後半から出場。同17分にMF三笘が投入されたが、バックパスを選択する場面が少なくなかった。伊藤の消極的なプレーに対して批判が殺到。試合終了後にはツイッターで「伊藤洋輝」「バックパス」などがトレンド入りし、伊藤が運用するインスタグラムの直近の投稿には1200件を超えるコメントが寄せられていた。

【W杯】本田圭佑、消極的プレー伊藤洋輝への誹謗中傷に警鐘「監督が指示してない可能性もある」 - カタール2022 : 日刊スポーツ

本田圭佑にダメ出しされたDF伊藤洋輝にSNSで批判殺到「バックパスマシン」「試合出るな」

2022年11月28日 12:37

コスタリカ戦に出場した伊藤洋輝

【FIFAワールドカップ】元日本代表MF本田圭佑(36)にプレーを疑問視された日本代表DF伊藤洋輝(23=シュツットガルト)に批判が殺到している。

 伊藤はカタールW杯1次リーグE組第2戦(27日)で0―1と敗れたコスタリカ戦に左サイドバックで後半から出場。同17分から切り札のMF三苫薫(25=ブライトン)が同じ左サイドで投入されるとパスを出さず、消極的なバックパスを選択するシーンが目立った。試合を中継した「ABEMA」(アベマ)で解説を務めた本田は「三笘さんにもっと出さないとダメですよ」などとプレーを疑問視した。

 こうした元エースの指摘にファンらが過敏に反応。伊藤のインスラグラムのコメント欄には「わけわからん」「お前のせいで終わった」「三笘に預けろよ」「もう試合に出るな」「判断悪い。やばすぎ」「バックパスマシン」「お前の個人的な感情をW杯に持ち込むな」「腹立って寝られん」と非難する意見とともに「応援してます」「頑張って」と励ましの声も書き込まれていた。

 伊藤は失点のシーンを含めた自身のプレーについて「しっかり反省して、ムダにならないようにやっていきたい」と語っていたが、格下相手に敗戦したこともあって厳しい世論の目が向けられているようだ。

 

本田圭佑にダメ出しされたDF伊藤洋輝にSNSで批判殺到「バックパスマシン」「試合出るな」 | 東スポWEB

 

 

 

 

伊藤にセリエA名門・ローマが白羽の矢 複数ポジションこなせる森保ジャパン23歳DF

[ 2022年12月2日 06:15 ]

 

伊藤洋輝

伊藤洋輝

Photo by スポニチ

 

 

 

 

 

 

名将ジョゼ・モウリーニョ監督率いるセリエAのローマが、W杯カタール大会メンバーの日本代表DF伊藤洋輝(23=シュツットガルト)の獲得に乗り出していることが1日、分かった。関係者によると、リストの最上位に名前があるという。当初は他のアジア人選手獲得を目指していたが、数少ないアジア枠の中で伊藤を最優先とすることを決断した

 伊藤は正確な左足からの展開力を持ち味とし、21年夏に磐田からシュツットガルト期限付き移籍した。Bチームに入る予定が、ケガ人などの事情からAチームに抜てきされると、レギュラーに定着。昨季最終節のケルン戦で日本代表MF遠藤航の決勝点をアシストするなど、劇的な1部残留に貢献し、今年5月に完全移籍した。

 ローマはリーグ制覇3回などを誇るセリエA屈指の名門で、かつては元日本代表MF中田英寿が在籍し、リーグ制覇を果たしたことで知られる。ポルトガル人の名将を招へいした昨季は、新設された欧州カンファレンスリーグを制し、UEFA(欧州連盟)主催大会初優勝を果たした。W杯期間中の先月には日本ツアーを敢行し、伊藤の古巣でもある名古屋、横浜と対戦している。

 海を渡った当初に比べ、伊藤の市場価値は数十倍にアップ。ボランチセンターバックサイドバックなど複数ポジションをこなせる23歳のポテンシャルは、欧州で確かな注目を集めている。ローマにはDFマンチーニ、MFペレグレニ、若き司令塔のMFザニオロらW杯出場を逃したイタリア代表も多く、移籍が実現すれば大きなステップアップとなることは間違いない。

 ◇伊藤 洋輝(いとう・ひろき)1999年(平11)5月12日生まれ、静岡県出身の23歳。磐田の下部組織で育ち、17年にトップ昇格した。19年は名古屋に期限付き移籍。20年磐田復帰を経て21年7月シュツットガルトに期限付きで移籍し、今夏完全移籍。U―16から各年代の日本代表に選出され、A代表では初招集された今年6月のパラグアイ戦でデビュー。1メートル88、84キロ。利き足は左。

 ▽ASローマ 1927年創設。イタリアの首都ローマを本拠地とし、セリエA優勝3回、イタリア杯優勝9回の名門。00~01年にクラブの象徴的存在のFWトッティやMF中田ら各国のスター選手をそろえてリーグを制覇した。チームカラーは黄色と赤。スタジアムはスタディオ・オリンピコ(約7万2000人収容)。