今もよき世の慣わし
「節分」の豆まき
我が家では、毎年の恒例行事
大きな声で
「鬼は外」
「福は内」
声を張り上げて、邪気を払う
その気持ちの集中力が大事なわけで
今年の「節分」
自分はお仕事ですし
ママはPTAの集まりがあって
開催のピンチ。
まぁ、なるようにしかないですねー
「豆まき」のあとに
「菓子まき」もあって
これも年中行事・・・。
ママの実家でのイベントを継承しました。
「おひねり」も混ぜてたんだって。
2023年の立春はいつ?
2023年の立春は、2月4日。
現代の日本では、国立天文台の観測によって、「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春としています。
2023年~2026年の立春は以下の通りです。
・2023年 2月4日
・2024年 2月4日
・2025年 2月3日
・2026年 2月4日
※国立天文台ホームページより
立春とは?
立春とは、二十四節気(にじゅうしせっき)において、春の始まりであり、1年の始まりとされる日です。
二十四節気は紀元前の中国で生まれた、太陽の動きに基づいたこよみです。1年を4つの季節に分け、さらにそれぞれの季節を6つに分割しています。
4×6=24なので、二十四節気…ということですね。
四季の最初が、立春、立夏、立秋、立冬。この4つは「四立(しりゅう)」と呼ばれています。
古代中国では冬至日を1年の区切りにしていましたが、だんだんと「春から1年が始まる」という考えになりました。国民に季節の運行を知らせることは、王の大事な役目であり、冬よりも春の方が重要な季節だったのです。
四立の前日が「節分」。節分って、本来は1年に4回あるんですね。
その中で、1年の終わりであり、大みそかともいえる立春の前日が、今も豆まきなど節分の行事を行う大事な日として残っています。
春分の日との違い
春分は、昼と夜の長さがほぼ同じ日。だいたい3月23日ごろです。地方によっては桜などもほころび始め、春たけなわというイメージですね。
二十四節気の算出の基準となるのが、日時計で観察しやすかった、夏至、冬至、春分、秋分の4つの日。この4つを「四至(しし)」と呼びます。
この4つの日のちょうど中間点が「四立」。立春は、冬至と春分の中間点です。
太陽の動きだけから算出されたこよみなので、実際の地球上で暑いか寒いか…というのは、あまり考慮されていません。日本において2月初旬は1年で最も寒いころですが、それでも「立春」。でも冬至よりぐっと日が長くなっていることを、そろそろ体感できる時期です。
立春の行事
立春大吉
禅宗のお寺などでは「立春大吉」とかかれたお札を、家の入口に貼る風習があります。
一年の始まりに、招運来福を願う意味があるとされ、門をくぐって家に入ってきた鬼もこのお札を見ると出ていくのだとか。
家の入口や、勉強部屋など大切な部屋の入口に、目より高い位置に貼り付けます。
大きなお寺や、神社などでも購入できるほか、自分で書いて貼ってもいいそうです。
節分
正しくは立春前日の行事ですが、大みそかと元旦のように、節分と立春は密接な関係があります。立春の日が変動すれば節分の日も変わります。
2023年の節分は、2月3日です。
古来、季節の変わり目には「邪気が生じる」と信じられていたため、豆まきをしたり、柊の枝にイワシの頭を刺したりなどの行事で鬼を追い払います。
旬の食べ物
シロウオ
立春のころに旬を迎えるのがシロウオ(素魚)。透き通った体を持つハゼ科の魚で、早春に産卵のため川の河口域に遡上してきます。
キュウリウオ科のシラウオ(白魚)とは見た目も食べ方も似ていますが、別の種類です。
宮城県南三陸町の伊里前川や、和歌山県湯浅町の広川、山口県萩市の橋本川、大分県佐伯市・番匠川などでは、今でも「四つ手網」を使った漁を見ることができます。
トラフグ
ふぐの王様・トラフグは、厳しい冬の寒さが終わりかける立春のころが旬。成長したトラフグが産卵のため日本沿岸に近づいてきたころが食べごろです。
体の温まるちり鍋や、キリッと締まったふぐ刺しは濃厚な味わいです。
山口県下関市は、明治時代からの歴史を持つトラフグの名所。また、兵庫県南あわじ市の「3年とらふぐ」や、福井県の「若狭ふぐ」など、各地にブランドトラフグがあります。
旬の植物
フキノトウ
早春、雪の中から小さな頭を出すフキノトウ。蕗(フキ)の花の部分で、花が終わったあと地下茎から葉が伸びてきます。
芳香とさわやかな苦みがあり、天ぷらや蕗みそにしてもおいしい山菜です。
梅
寒い時期につぼみを開かせ、よい香りを漂わせるウメ。奈良時代には花見といえば桜よりも梅だったとか。
茨城県水戸市の偕楽園では、例年1月下旬から早咲きの種が咲き始めます。
2023年の立春はいつ?意味・由来・二十四節気の仕組みを解説!旬の食べ物も |じゃらんニュース