沖縄は3週連続で台風接近へ　本州付近も台風14号の動向に警戒

日本気象協会本社徳田　留美

2022年09月14日18:11

今週末は、沖縄に再び台風が接近し、大東島地方は16日(金)から暴風となる恐れがあります。その後、九州など西日本に接近する恐れがあり、今後の動向に警戒が必要です。

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沖縄　大東島地方は16日(金)から暴風に警戒

台風14号は、14日午後3時現在、小笠原近海をゆっくりと北北東へ進んでいます。中心気圧は994hPa、中心付近の最大瞬間風速は30m/sです。今後は発達しながら北上し、暴風域を伴い強い勢力で沖縄に近づく見込みです。

9月に入って、毎週末、台風の影響を受けている沖縄ですが、今週末も大東島地方に接近し、大荒れとなる恐れがあります。

大東島地方では、あす15日(木)から海はしけとなり、16日(金)には風も強まる見込みです。16日(金)に予想される最大瞬間風速は25～35m/sとなっています。備えは早めにしてください。

そして、週明けは九州など西日本に接近する恐れもありますので、今後の情報にご注意ください。

シルバーウィークは全国的にぐずついた天気

来週末にかけての天気をみると、台風14号やその周辺の湿った空気、秋雨前線の影響で、全国的にぐずついた天気が続く見込みです。

台風14号の予報円がかなり大きく、進路は定まりませんが、しばらく各地で雨の降りやすい状態が続く見込みです。台風の進路次第で、雨の降り方が変わってきますので、最新の情報をご確認ください。