だって、Gaboくん元気です 望郷編

故郷 焼津に住まいして、なにをしようか?

1日中、校内散策

 一応、教師志望でもあったわけで

大学4回生で卒業研究の実験で致命的なミス

外書購読でデータ条件の光照射量を読み忘れて

夏休み中、大阪に残って

十六ささげを育て直して、障害細胞からの成分抽出まで

やり直していたから

母校にお願いしていた教育実習をお断りして

その段階で、教師免許の取得を諦めざるを得なかった。

 

 当時の仲間は実際に教職に就いているのだから

「おいおい大丈夫か」

とも思う、、さらに

我が子の授業参観に伺って

教職の大変さが見えて

「教師にならなくて良かったのかも」

とも実感している。

 

 夕方4時過ぎにPTA総会が終了

最後に校長から、今年度のスタッフ紹介があった。

新卒で、そのまま担任を受け持つ

おそらく、見習い研修を同時並行するんだろうけど

新年度の職場でベテランと肩を並べて同じ現場に就く

業種は他にはないんじゃないだろうか。

 少子高齢化でクラス数も激減している

教職はぎりぎりの人数で調整されるので

クラス数の減少と比例し教師人数も少ない

新人教師をフォローする主任先生も少ない

どうしたって「力不足」が見え隠れするのも仕方ない

横一列に並んだ教師一同は

見た目で申し訳ないが「やさしさ」だけが目立って

個性がない。

逆に、組織を成り立たせるためには

「無個性」でなければ収拾がつかないはず。

総会終了後の会場、体育館に並べたパイプ椅子を

ステージ下の収納スペースに片付けて

本日の業務終了。

 50年後の教育現場はどうなんだろうか?

運営方法が刷新されているに違いないが

教育現場を担う人材が育成継続できるのだろうか

 

 

 2024年4月26日(金)

朝の時間に戻して、、

 

 子どもたち、そしてママを送り出して

10時過ぎに学校公開週間最終日の中学校に徒歩で向かう。

母校であるけれど

記憶に残っているのは

グランドのバックネットとスコアーボードくらい

中学校のクラス数は自分たちの頃の変わらない

しかし、ひとクラスの生徒数が少ないんだろうなぁ

(自分の頃で44~5人くらい?)

(出席番号で40代は高等学校の頃?)

(まったく記憶にございません)

 

 「約束どおり、教室には入らない」

そう決めて校舎へ

全校で同じ時間に参観している保護者は7~8名

「すごく真面目な生徒が多い」と評判なんだそうだ

昔々は

たぶん、違かったぞ

 せっかくの「校内散歩」

つぶさに掲示された資料・ポスターを見ていく

狭いエリアであっても

知った生徒はほとんどいない。

 

「私の夢・希望」

・美容師 

・薬剤師

・栄養士

・安定職種

・麻酔科医

・結婚プランナー

介護士

 

 具体的のこと

前年の掲示ではその職に就くために今できる事まで掲載していた

漠然とした回答もあって、面白回答はなかったのが残念。

自分に許された範囲で職種を選定しようとする努力

もう、夢や希望を現実の中で整理をしているのは

趣旨に反している。

それとも、早めに身の丈を知れということなのか。

「大学を卒業するまでに希望を明確化する」

それじゃーダメらしい。

きっと、希望職種にだどりつけない

タイミングを逃さないように

あるいは最短でその夢まで真っ直ぐに届くように。

ってことなんだろうな。

 

 

「私の決意を詩で表現する」

 

 あっ、この掲示は「詩」だったんだ

と、今はじめて気づくほどに

文章作成が苦手の様子。

 金沢市のように「俳句」に幼少期から

馴染ませるのが良いのかもしれない。

「季語」があって、季節感に間違わない

ママがいっしょだったら

「誤字さがし」をして笑っている

悲壮感が滲む文字はなかったのが救いかな。

 

 

 

 中学校から一旦、自宅に戻って

午後休のママの帰りを待つ。

帰宅すると

「ありゃ、多目室のドアが開けっ放しだった」

鍵をしないで、出掛けていた。

盗られるようなモノはなにもない家ですけど

物騒ですからねー最近の報道。

 

 お互いにウイークデイの休日じゃなければ

ふたりだけで食事などすることはできないわけで

「ご希望の食事じゃないかもしれないけど」

小学校までの途中にあるお店で

「日替わり定食 1,200円」

いつもどおりに

マナさんにlineで送信

返信は気付かなかったけど

ビックリしたふうなスタンプ。

 

 

 小学校の参観授業は「道徳」

13:25からの5時間目

5分前に予鈴が鳴って、それまでに掃除が終わる

「5分前でお掃除も終わったので校舎の中へどうぞ」

マナさんが3年生のときの担任先生の声掛けで

校舎の中へ。

 ママは小学校のPTA活動は今年が最後になるが

6年間、なにかをずっと役割を持って

大役もこなしているから、ママ友というのか

知り合いが多い。

 余談ですが

PTA総会で教頭先生がおしゃっていました

「この学校はチャイムの回数が少ないんです」

授業の前後にチャイムはなくって

「児童も時計を見て準備をしています。」

 

・朝8:00

・20分休み中、3時間目開始5分前(10:10予鈴)

・昼休み中、掃除開始5分前(13:05予鈴)

・掃除中、5時間目開始5分前(13:20予鈴)

・16:30完全下校時

 

 こういうことも伝統のひとつなんだそうだです。

 

 

 5時間目「道徳」

授業参観なのに、サトくんは

なんと、、

「道徳の教科書を忘れてしまいました」

まぁ、テーマも軽めでしたし

ロームブックを使っての

グループワーク

「自分の良いところ」

楽しく話せるように

真面目でシャイな子が多いので静かになっちゃう

「友だちの良いところ」

ロームブックの設定ミスで

付箋で班員の良いところを書き込む手筈が

できなくって

ロームブックを回し合って書きコするから

お互いに、みんな同じ答えになっちゃった。

 

・優しい

・元気

・笑顔

 

 班のまとめ役が定まらないのか

もじもじしているようにも見えました。

そして、マナさんの頃からの伝統なんでしょうか

女子児童主導で発表が続きます。

この頃は女子の成長の方が早いから

大きい子も女子児童の方が多い。

 

 

懇談会 14:25~14:50

 

 せっかくの午後休で

懇談会とPTA総会は自分がひとり出席。

 

・担任先生は本年6年生の児童とは連続3年間のつきあい

・この子たちは、特に5年生の頃に成長巾が大きかった

・6年生の最終学年は、さらにこの1年間を充実させたい。

・学年59名は6学年の中で人数が一番多い

・人任せになったり、「誰かがやってくれる」という意識

・全員 全力 パワー全開

「全」体に底上げできるように、あともう少し頑張りたい

・下級生から「あこがれ」の対象の6年生に

・伝統の「廊下歩行」

他校赴任の経験も多いが、走らず2列廊下方向ができる学校はない。

 

 

 懇談会中、終了前

「自分の子どもの良いところ」

グループ討論。

こういうの楽しい、、

お母さん方は、我が子のことになると

おしゃべりも上手・多弁になりますので

視点のあり方とかも勉強になったりするわけです。

担任先生はちゃんと情報収集もできたんじゃないかな。

 

 

PTA総会 15:00~16:15

 

 本年度PTA会長が自分も知った方で

子どもが同級生どうしでもあります

非常に教育熱心な方なので、適役だろうと期待します。

 

 校長から運動会が平日午前開催となった理由説明が

ありました。理解できる内容ではありませんが

お任せするしかないわけで。

「平日じゃ卒業生が行けなくなる」

「まぁ、会いに行くべき担任もいないか」