だって、Gaboくん元気です 望郷編

故郷 焼津に住まいして、なにをしようか?

令和4年度(第68回)理科研究論文記録集 小学校の部

 発刊にあたって

 

 本年度も焼津市理科研究論文審査会に、コロナ渦ではありましたが、市内の子供たちが夏休みを中心に取り組んだ多くの自由研究が出品され、この度、優秀な作品をまとめ理科研究論文記録集として発刊することになりました。

 この論文記録集が今後の理科学習や自由研究に取り組む際の参考資料として、有効に活用されることを心より願います。また編集・発刊に際してご尽力いただいた各校の理科主任の先生方をはじめ、多くの関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

 さて、本年度の審査会には、校内審査で選ばれた小学校27作品、中学校18作品が集められました。

 本年度の小学校の作品には、身近な生活の中から疑問に思ったことを取り上げ、子供らしい豊かな発想を生かして取り組んだ作品が目立ちました。また、授業で関心を持ったことを、さらに発展させて取り組んだ研究も見られました。今後さらに研究を深めるために、目的に応じた観察・実験の方法を工夫すること、その結果か何がわかったんおかを丁寧に分析することを大事にしてほしいと思います。

 中学校の作品には、生活の中で体験する現象や身近な物質に目を向け、日頃から感じている疑問について追及する研究が多く見られました。実験の方法やグラフなどのまとめ方は、中学校での学習経験を組み合わせたものが多く、授業への取り組みの姿が感じられました。また、複数年の継続した研究では、より踏み込んだ実験や深まりのある考察が見られ、自由研究が科学的な思考の高まりや実験・観察の技能の向上につながっていることがわかります。

 子供たちにとって、理科の自由研究は、「自然の事象・現象に対する興味・関心」を高めるとともに、「自ら問題を見つけ、科学的に探究しながら問題を解決する能力」を育てる貴重な学習の機会だと考えます。本年度も多くの子供たちが、自由研究へ挑戦してくれることを期待しています。

 最後になりましたが、この事業に対し長年にわたって助成してくださっている「株式会社イシダテック」様、多方面にわたって支援くださっている「ディスカバリーパーク焼津天文科学館」様に、改めて深く敬意を表し、感謝申し上げます。

 

令和4年11月

 

                           焼津市教育研究会

 

 

 一生懸命に毎日観察・研究した成果が

このような冊子で記録されたことは

我が家にとって、大変ありがたく

また、良い体験をしたと切に思います。

来年度の研究対象は決まっている様子です。