だって、Gaboくん元気です 望郷編

故郷 焼津に住まいして、なにをしようか?

第49回 焼津海上花火大会は延期です

 

第49回 焼津海上花火大会について【延期のお知らせ】

【重要なお知らせ】
8月14日(水)に開催を予定していた「第49回焼津海上花火大会」は、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されたことから、来場者の安全を考慮し開催を延期することを決定いたしました。
発表後1週間は警戒が必要であることから、予備日である翌日8月15日(木)の開催も含め、延期といたします。
今後につきましては、決定次第改めてご案内いたします。
                          ※すでにお配りした桟敷券は、延期開催した場合でもそのままご利用いただけます。
(8月9日追記)

 

 

 

東海道新幹線、上り列車に遅れ 午後に向け拡大か 静岡で減速運転

 JR東海によると、東海道新幹線は9日も始発から、静岡県内の三島駅と愛知県内の三河安城駅の間で最高速度を時速285キロから230キロに落として運転。午前10時ごろには静岡県内の掛川三島駅間で上り列車に遅れが出るなどした。

 9~18日はお盆の最繁忙期間にあたり、JR各社は多くの臨時列車を設定している。東海道新幹線は9日に過去最多となる1日483本を運転する。JR東海は「三島―三河安城駅間を走る列車は10分以上の遅れが見込まれる」としており、各日とも運転本数が積み上がっていくにつれ、各列車の遅れも大きくなると見込まれるという。現時点で運休の計画はない。

 最高速度を落とすのは、地震が発生した場合に列車が停止するまでの時間をなるべく短くして被害を抑えるのが目的。今後、南海トラフ地震臨時情報が「大地震警戒」に切り替わった場合は、三島―名古屋駅間で運転中止も視野に入れて検討することになるという。(細沢礼輝)

 

 

南海トラフ臨時情報、お盆前の観光地困惑…宿泊キャンセルや海水浴場閉鎖も

南海トラフ地震への注意を呼びかける初の「臨時情報(巨大地震注意)」が発表されたことを受け、対象となった地域では9日も、自治体などが警戒を続けた。観光地では宿泊予約のキャンセルが相次いでおり、帰省などで人の移動が増えるお盆休みを前に、各地に影響が広がっている。

ツアー中止

 「こんぴらさん」で親しまれる金刀比羅宮がある香川県琴平町の旅館「ことひら温泉 琴参閣」では、今月10~17日に入っていた計50室ほどの予約がキャンセルされた。高木将暢営業部長は「今年は予約が順調だっただけに残念だ」と話す。

 
南海トラフ地震の「臨時情報」発表を受けて、遊泳禁止となった大堂津海水浴場。ビーチへの入り口は防潮扉が閉められていた(9日午後、宮崎県日南市で)=秋月正樹撮影© 読売新聞

 また、和歌山県白浜町や宮崎県日南市は、地震が発生するとまもなく津波が到達する恐れがあるなどとして、海水浴場を閉鎖した。

 旅行会社や交通機関も対応に追われた。旅行ツアーを企画する「クラブツーリズム」は、臨時情報の対象地域のうち、関東から九州の沿岸部などに限り、10~15日に宿泊を伴うツアーの中止を決めた。JR各社は、8日以降の切符を予約・購入した人に対し、手数料を取らずに予約の変更や払い戻しに応じている。

 一方、高知市では9日、夏の風物詩となっている第71回よさこい祭りが開幕した。安全対策を徹底した上で予定通りに開催するものの、参加予定だった188チームのうち、4チームが辞退したという。

 

購入制限

 防災グッズや非常食などをそろえるホームセンターでは、午前中から商品を求めて多くの客が訪れた。

 大阪市福島区の「コーナン福島大開店」では、携帯用トイレや生活用品などをまとめた防災バッグが次々と売れ、従業員が陳列棚の補充に追われた。同店の担当者は「モバイルバッテリーなども売れている。必要な商品を置けるように最大限の努力をする」と話す。

 ただ、防災用品などが品薄になる店も出ている。

 三重県桑名市の「カインズ桑名店」では8日以降、来客数が通常の2~3倍に増え、飲料水やカセットボンベなどが品切れとなった。同市に住む宮本哲也さん(64)は「洋服だんすの転倒防止のポールを買いたかったが品切れだった」と話した。

 イトーヨーカ堂は9日から、首都圏などの一部店舗でミネラルウォーター(2リットル)の販売を1家族につき12本までに制限した。

津波想定地域、避難も

 南海トラフ地震による津波が想定される地域などでは、住民らが万一に備え、自治体が開設した避難所に身を寄せた。

 高知県によると、9日午後7時30分現在、高知市黒潮町など18市町村に計78か所の避難所が設置され、12人が避難している。

 黒潮町が福祉避難所に指定している「あったかふれあいセンターにしきの広場」には、車いすで生活する一人暮らしの90歳代女性が避難した。女性は「町の勧めもあり避難した。家が心配だけれど、避難所はやっぱり安心できる」と話した。

 8日に最大震度6弱を観測した宮崎県日南市は、市民の不安が高まっているとして、避難所の開設を1週間ほど延長することを決めた。高橋透市長は「巨大地震はいつ来てもおかしくない。心配な人は避難してほしい」と呼びかけている。

 一方、宇宙航空研究開発機構JAXA)は9日、鹿児島県肝付町内之浦宇宙空間観測所で11日に予定していた観測ロケット「S520」34号機の打ち上げを延期すると発表した。新たな打ち上げ日は決まり次第発表する。

 

各地で遊泳禁止、ビーチの閉鎖相次ぐ 「巨大地震注意」の臨時情報で

南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)が発表されたことを受けて9日、各地の海水浴場で遊泳を禁止したりビーチを閉鎖したりする動きが相次いでいる。

 

 宮崎市の青島海水浴場では遊泳禁止を決めた。青島ビーチセンター渚の交番の小玉順規センター長は「余震も続いているため、安全を最優先にした。10日以降の対応は検討中」と話す。9日朝から遊泳可能かどうかの問い合わせが相次ぎ、50件を超えたという。

 和歌山県白浜町は、町内にある4カ所の海水浴場を閉鎖。「安全面を考慮した」と説明している。
 多くの観光客が訪れる同町の白良浜には「閉鎖中」と書かれた案内が掲示されていた。長野県から家族5人で訪れた会社員の男性(36)は「泳げないのは残念。少し波打ち際で遊んで、(町内にある)アドベンチャーワールドなどに行きます」と話していた。

 神奈川県平塚市は「湘南ベルマーレひらつかビーチパーク海水浴場」を15日まで遊泳禁止にした。担当者は「市民の安全を第一に考えた」と説明。周辺の施設は営業しているが、揺れを感じた場合は、高台に避難するよう呼びかけている。