だって、Gaboくん元気です 望郷編

故郷 焼津に住まいして、なにをしようか?

焼津神社大祭 荒祭り 2023年8月12日

 8月12日(土)

お盆の準備、母に頼まれた

店舗まえ、横の駐車場ほか

「きれいにしておいて」

まぁ、今年も言いつけどおりに

草取り・片付けができました。

それにしたって、台風7号のことも気になって

まなみさんの自由研究の資材も

9:00から整理して

すべてのお掃除が済んだのは14:30頃か

(昼食は戸外でいただきました。)

シャワーして、お昼寝

17:00過ぎに

自転車で「焼津神社」へ

 

 昨年は台風接近で

「焼津神社大祭」は回避。

gabo1322.hateblo.jp

荒祭りについて

荒祭り

毎年8月12・13日に行われる東海一の荒祭

東海一の荒祭毎年8月12・13日に行われる焼津神社の大祭は、「東海一の荒祭」として知られており、焼津の人々が心待ちにしているお祭りの一つです。

お祭りに向けて1ヶ月以上の時間を掛け、磨きや補修を行ってから大廻しによって固定された神輿は、「アンエットン」という独特のかけ声とともに神社を朝10時に出発し、焼津市内にある4ヶ所の御旅所に寄り、夜11時頃に神社へ戻ります。神輿渡御の総距離は6.5km程です。

荒祭の見所の一つは、何と言っても勇壮豪快な神輿渡御(行列)ですが、渡御は普段神社の本殿にお祀りされている御祭神を、それぞれの町へお迎えして祭事を行うためにあるのです。

各役割について

神輿の前後には様々な神役の行列が進みます。その中でも特に猿田彦・御神子(いちっこ)・御供捧(おんくささげ)・流鏑馬(やぶさめ)が重要な役とされています。

  • 猿田彦

    猿田彦

    神輿の通る道に邪悪なものを寄せ付けないために、社宝である猿田彦面を付けて先導する役です。面を付けることから「オメンサン」とも言われています。猿田彦を務める青年は、8月1日から12日まで神社で寝泊まりをし、毎日海に行き身を清めて役に臨みます。

  • 御神子

    御神子

    最後の御旅所で行われる神事で、穢れない姿・所作によって人々の心を清め、神様のお力を授けるための大切な役です。

  • 御供捧

    御供捧

    全ての人々を代表して、神様へお供え物を献る大変重要な役で、お祭りに備え祭式(作法)を繰り返し練習します。

  • 流鏑馬

    流鏑馬

    焼津の町に災いの無いことを祈り、青竹で作られた御神矢を掲げ馬で駆ける役です。江戸時代、代々流鏑馬役を務めた村岡家にカネタカさんという流鏑馬の名手がいたことから、今でも流鏑馬役は別名「カネタカ」とも呼ばれます。

荒祭の意味

荒祭りの意味

お祭りの行列は様々な神役が、神様の通る道を何度もお清めしながら進んでいきます。
荒祭は、威勢の良さから荒々しいことだけが注目されがちですが、荒祭の「荒」は「荒っぽい」「暴れる」というような意味ではなく、「素朴」「純粋」「まっさら」な気持ちで神様に向き合うという意味で、先人達の御祭神に向けた純粋で素朴な気持ちにより守り伝えられている祭なのです。
お祭りの衣裳は、白装束といわれ上から下まですべて白を着用します。白は国旗日の丸の白地と同じく清浄を表す色で、お祭りに参加するにあたり、身も心も清らかであることを示しています。
白装束を着る際には、派手な髪形などは慎むべきであることは言うまでもありません。

平成21年にはお祭りの前日に駿河湾地震が発生し、震度6弱の揺れが焼津の町を襲ったことで境内にある灯籠や石積みが倒れ、開催が危ぶまれたことがあります。その際には、焼津の人々が自然と声を掛け合って神社に集まり、重機の準備も間に合わない中、手作業で修繕したことで予定を変更すること無く行えました。
まさに焼津っ子の「荒」が表れた出来事で、こうした人々の気持ちがあるからこそ、現在でも昔ながらの祭事が続けられているのです。

荒祭の運営

荒祭は、一区藤組・二区竹組・三区柳組・四区桜組の四町の祭典委員(青年・中老)の人々によって運営されています。その年当番となる区を「年行司(ねんぎょうじ)」といい、年行司を中心に4町が協力してお祭りが行われているのです。
青年・中老の務めは、準備から神役の選出、当日の運営に至るまで多岐にわたります。
祭典委員は、お祭りの終わった翌月の9月から、次の年行司を中心に1年をかけて話し合いを重ね準備を行っています。

青年・中老の祭典委員をはじめ、獅子木遣りの伝承をはかる獅子木遣り保存会、神輿を固定する大廻しの技術を伝える大廻し保存会、神輿の磨き・修理や御神宝の調製を行う神宝保存会など多くの人々の奉仕によってお祭りは支えられています。

焼津神社大祭 荒祭(あらまつり) | 焼津神社