だって、Gaboくん元気です 望郷編

故郷 焼津に住まいして、なにをしようか?

後発品との差額の「4分の1」で決着

 タイトルからは

なんのことやら見当がつきませんね。

みなさんは

医師から処方されるおくすりについて

「先発品」「後発品」

品目によって自分自身でチョイスすることが

ありますでしょうか?

以前では

「後発品もございます」

そんなニュアンスから

「後発品があるんで、そっちでイイ?」

細かい薬剤報酬に差があるので

言い回しも随分と変遷し

おおよそ、特許切れから後発品がゾロゾロ収載されると

7割~8割強があっという間に後発品に

切り替わるのが通常です。

 

 「同じものですから」が

厚生労働省の言い分なんでしょうが

先発メーカーと後発品製造業とは

実際に製造に関するスキル、安全性、効果

全く違います。

「副作用」

重篤なモノは先発・後発とで違いはありません

しかし

こんな皮膚疾患(かゆみ・かぶれ)はなかった

細かい副作用報告をしていかなきゃ信用性が落ちるぞ

体験談を医師が語っても

しかし、軽度の副作用報告は蓄積されないことの方が多いです。

ゾロ品の製造はデータなしで認可されますので

元々がわからないことが多いんです。

 

 自分の場合

シップ薬については

どの後発品を使用しても3日と経たずにかぶれてしまうので

先発品の使用は欠かせません。

 

 そこで

『後発品との差額の「4分の1」で決着』

についてです、、、

要するに、先発品を使用するには

「贅沢品」であるので

「もう少し、自己負担分を増していただきますよ」

・先発品 1枚 薬価200円

・後発品 1枚 薬価100円

それでは

3割の60円の自己負担と

薬価差100円のうち25%を追加して支払ってください

2024年の10月からは

1枚につき60円+25円=85円が負担になります。

 

 



特許切れ薬 来年10月患者負担増へ 後発薬との差額25%保険外に

 ジェネリック後発医薬品)がある特許切れの先発医薬品について、厚生労働省は来年10月から患者の負担額を増やす方向で最終調整に入った。後発薬との差額の25%を保険適用の対象外とし、自己負担化する。医療上の必要がある人を除き、先発薬からより安価な後発薬への移行を促進して医療費の抑制を図る。

 同省は、後発薬の使用割合を増やすため、先発薬と後発薬の差額の25~50%の間で保険対象外とする案を検討してきたが、より患者負担が少ない25%とすることにした。保険対象外となった部分は、入院時の差額ベッド代のように、自己負担を求められる「選定療養」扱いとなる。

 同省の試算では、窓口負担額が3割の人なら、250円の後発薬がある先発薬(500円)を選べば、自己負担額が150円から200円に増える。窓口負担が原則1割の75歳以上の後期高齢者の場合は、自己負担額が50円から113円に増える。

 

 

 

【速報】長期品選定療養、「4分の1」で決着  大臣折衝、来年10月施行

2023/12/20 11:06

 武見敬三厚生労働相鈴木俊一財務相20日に折衝し、長期収載品への選定療養の導入について、来年10月から施行することを決めた。対象は、後発医薬品の発売後5年以上経過したもの、または後発品への置き換え率が50%以上となったもので、中医協で診療側と支払い側の意見が真っ二つに割れていた追加負担割合は、後発品との差額の「4分の1」で決着した。残りの「4分の3」は保険給付の対象となる。