6月1日(土)は出勤
外来・在宅ベースアップ評価料を取って
対象職員の賃上げについて
6月からの賃上げ実施ならば
3日までに計画書の提出が義務付けられています。
(ただし)
下記について、地方厚生(支)局への施設基準の届出期限が、
6月21日まで延長されています。
・外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
・歯科外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
・訪問看護ベースアップ評価料(Ⅰ)
患者側から見れば
「初診料・再診料は6月から上がります」
看護師さんや病院薬剤師さん、レントゲン技師さん、検査技師さん等
賃上げのための診療報酬が新設されて
さらに初再診料の自己負担が増えます。
新設診療報酬の取得による利益は
すべて対象職種の賃上げの原資とすることが決まり
対象以外のスタッフ=事務担当の賃上げに及ばせる場合
2024年 2.5%UP
2025年 さらに2.0%UPが
最低限の約束になります。
昇給については役員報酬、40歳以上の医師を除き
上記の指数で増額させますが、具体的な賃上げは
労使の話し合い等をもって決定させます。
いくつかのセミナー講演会でお聞きしながら
解釈を重ねてつつ
そのたびに何度も試算をして
問題点を抽出することになったというのが実情でしょうか。
少し、決定までに時間が掛かりましたが
土曜日に出勤して、最終の打ち合わせをします。
一般誌のニュースになってイイ、重要課題だと思うのですが
ほとんど掲載されることがなかったですねー
少子化対策で健康保険料を自由な財布にするのも
大きな問題ですが、こちらの「外来ベースアップ評価料」も
なにか、気づけない大きなリスクにつながる可能性が
あると思っています。