長く続いた「お米の研究」も
本日の「精米」でひと段落です。
7合と少しのお米になりましたよ
稲の根のはえ方と田んぼの土壌変化を見ると
やはり混み入った植え方をしたパレットでは
分けつも少なく、値の張り方は弱い
そして嫌気性がすすみ、土壌は黒く
腐敗臭が強い。
さとしくんの研究に使用した丸型の桶(写真中央)でも
真っ黒に土壌変化した桶では根の張り方が弱いことが
同様に見て取れた。
まなみさんの研究
3本幼苗×4カ所(A)と3本幼苗×14カ所植え(C)
の比較では(A)の方がずっと健全な成長を示した。
パレットA
パレットA 分けつ
パレットC
パレットC 分けつ
手元に収穫量データがないので詳細な数値の
報告はできないが
お米のひと粒一粒に違いがあったことは確かで
粒の大きさが揃っていたのはパレットAであり
クズ米が多かったのはパレットCであろうと
籾を落とす作業時に実感として感じるところではあった。
最終玄米として手元に残ったグラム数量は
AとCは全くの同量であった。
実際の田んぼにあっては
広く間隔を空けて田植えをした方が株ごとの生長に
田んぼの日光を葉全体に受けて成長するのだから
著しい差を生じ有意差を持つだろうと予想される。
今回の研究日程で台風8号が静岡県に上陸した
8月13日についても、パレットCのイネの方が
倒れてしまった株が多かった。混み入った植え方で
根の張りの弱い場合では風の影響も受けやすいのだろう。
(すでに研究結果は提出済なので、提出後の結果をこのページに記録する)
ママがこんなに上手に育てて収穫した「新米」だから
「土鍋で炊飯したい」
うちはリフォームしてオール電化にしてしまった、、
キッチンからお風呂、玄関もとっかえて
だから、、
「IHの土鍋を買ってもイイ?」:ママ
来週には新米をいただける?
「ダメ、、1回は土鍋で練習させて」:ママ
なかにわ田んぼの新米での「塩むすび」と秋祭りは
もう少し先になるそうです。
ちなみに、本日「塩」はご購入です。